ホルムアルデヒドに依存しない木質ボード製造技術の確立
代表機関名 信州大学
採択年度 2021
フェーズ 過去採択
カーボンニュートラルの実現において、⽊材利⽤分野では廃材や間伐材の有効活⽤が重要視されています。廃材や間伐材を繊維化・⼩⽚化し、接着剤を⽤いて成形した⽊質ボードは、住宅や家具の建材として使⽤されています。しかし、使⽤される接着剤に含まれる機能成分であるホルムアルデヒドは化⽯燃料資源(天然ガス)由来であるため、将来的な枯渇が懸念されており、持続可能性が重視される中で、ホルムアルデヒドの代替物質の開発が急務とされています。
本研究では、この接着剤を天然由来成分とすることで、真の⽊質ボードを製造するための技術に取り組んでいます。ホルムアルデヒドは接着剤だけではなく、様々な産業でも使⽤されており、他分野におけるSDGs達成にも貢献します。
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