TEAM
研究チーム
農作物から蒸散する水をマクロ・リアルタイムに定量するセンサの開発
農業
採択年度 2022年度 フェーズ0
所 属
メール info@aquze.com
メンバー
陶山 将史
合同会社アキューゼ代表社員概要 農作物から蒸散する水は、光合成や温度調整に影響を及ぼし成長や収穫の量を決定しうる重要情報だが、限定的な対象の計測にとどまっています。環境中に存在する水を高精度に定量可能なセンサを、施設園芸における群落内外に設置し、マクロな蒸散量をリアルタイムに評価する技術を開発します。
ゼロエミッション農業に向けたGHG削減法コンサルビジネス構築のための基盤となる機器開発
農業環境
採択年度 2022年度 フェーズ0
所 属
URL https://www.naro.go.jp/laboratory/niaes/introduction/chart/0202/index.html
メンバー
須藤 重人
農業・食品産業技術総合研究機構グループ長概要 ESG 投資に対応し、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の枠組みに沿った開示など、脱炭素を要する企業をターゲットに、農業由来GHG 削減へのJ-クレジット制度に基づく取り組みを促し、「GHG削減」、「食料自給率向上」へ導きます。新規方法論策定、プロジェクト登録指導等によりマネタイズするモデルを考えています。
免疫バイオティクスによるワンヘルスケアフード事業
畜産
採択年度 2022年度 フェーズ0
所 属
メール oike@affrc.go.jp
URL https://researchmap.jp/oikehideaki
メンバー
大池 秀明
農業・食品産業技術総合研究機構上級研究員概要 免疫賦活作用を示す乳酸菌等の食素材は、感染症予防のみならず、脳腸相関を介した脳機能健全化や加齢性疾患予防にも有効です。我々は微生物資源を活用し、ワンヘルスやアニマルウェルフェアに対応した免疫賦活飼料から、ストレス防御、難聴や認知症予防にまで有効なワンヘルスケアフード事業を立ち上げます。
生殖幹細胞操作技術を駆使した世界唯一の養殖魚「カイジ」の創出
漁業
採択年度 2022年度 フェーズ0
所 属
URL https://www.kaiyodai.ac.jp/Japanese/IRBAS/kiban.html
メンバー
森田 哲朗
東京海洋大学准教授概要 世界トップの生殖幹細胞操作技術を駆使し、絶品とされながら入手・飼育が困難なために養殖されて来なかったカイワリと、従来種マアジとの新規ハイブリッド「カイジ」の量産システムを構築し、創出された世界唯一の養殖品種を柱とした新スタイルの養殖事業を確立します。
バイオスティミュラント候補化合物等の探索・評価手法に関する研究
農業バイオ
採択年度 2022年度 フェーズ0
所 属
メール hiratsuka-kazuyuki-pz@ynu.ac.jp
URL http://www.plantech.ynu.ac.jp/
メンバー
平塚 和之
横浜国立大学教授概要 植物の農産物としての品質向上やストレス耐性等を増強する活性を有する物質等はバイオスティミュラントと呼ばれ注目されています。本事業では、すでに実績がある発光レポーターを用いた遺伝子発現を指標とした方法を応用し、バイオスティミュラント活性の評価とハイスループットスクリーニング探索手法の研究開発を実施します。
次世代農業生産技術「Plant Drug Delivery System」の開発
農業バイオ
採択年度 2022年度 フェーズ0
所 属
メンバー
石橋 勇志
九州大学准教授概要 ① ナノ粒子剤のデータベース開発:作物種ごと、植物部位ごとに機能する最適なナノ粒子剤を選定、開発します。 ② 上記のデータベースに基づく新しい農業資材(ナノデザイン資材)の開発:ナノ粒子剤の利用により、従来の化学農薬や化学肥料の使用量を1/100以下に抑えられる農業資材を開発します。
牛ふんメタン発酵バイオ液肥を利用した拡散駆動型微細藻類リアクターの開発
畜産バイオ
採択年度 2022年度 フェーズ0
所 属
URL https://smcs.eng.hokudai.ac.jp/
メンバー
石井 一英
北海道大学教授概要 家畜ふん尿の課題解決のため、牛ふんメタン発酵バイオ液肥を利用した微細藻類リアクターを開発します。膜を介した拡散駆動により余剰バイオ液肥中の窒素など栄養塩類を分離利用するため、培養に要するコストやエネルギーを大幅に削減できます。栄養塩類分離後のバイオ液肥は、窒素過多にならず草地等へ散布が可能です。
農地への炭素固定と有機栽培可能な農地転換を両立す る“高機能バイオ炭”の研究開発
農業
採択年度 2022年度 フェーズ0
所 属
メンバー
西田 亮也
株式会社TOWING CTO概要 持続可能な農業実現のため、化学肥料から有機肥料中心の栽培転換、脱炭素に向けた農地への炭素貯留が世界中で求められています。本事業にて、農地に対して有機肥料の分解に必要な硝化菌叢を効率的に定着でき、N2O分解・CO2固定菌叢の追加により高効率な炭素固定性能を実現可能な“高機能バイオ炭”の研究開発を実施します。
植物体内の水分移動に伴う音響放射を捉えるエレクトレットセンサの改良と実用化実証
農業
採択年度 2022年度 フェーズ1
所 属
スマート農業導入支援サービス
農業
採択年度 2022年度 フェーズ1
所 属
URL https://www.naro.go.jp/collab/researcher_profile/laboratory/narc/078453.html
メンバー
宮武 恭一
農業・食品産業技術総合研究機構部長概要 スマート農業導入による大幅な収益向上のため、スマート農業実証プロジェクトにおける水田作、畑作に関する技術・経営データを用いた経営計画策定支援システムを開発・実証し、スマート農業導入にむけた農業者の意思決定を支援するサービスを構築します。
市販食品・外食の個別栄養最適化による健康実現ビジネスモデルの構築
食品
採択年度 2022年度 フェーズ0
所 属
メール https://wellnas.biz/contact/
メンバー
小山 正浩
株式会社ウェルナス代表取締役概要 個別栄養最適化技術を確立し、個人の身体改善のために栄養を調整した個別栄養最適食(AI 食)の健康効果は既に実証されています。ウェルナスではAI食提案サービス「NEWTRISH」を開発しましたが、自炊する人を対象とした食事メニューの提案が中心のため、多忙な人や自炊習慣のない人には継続利用のハードルが高いと考えています。本事業では、より多くの人々がAI食で健康実現できるサービスを開発するために、中食・外食を活用した個別栄養最適化のための技術開発と効果実証を行い、新たなビジネスモデルを構築します。
ジャガイモシストセンチュウ抵抗性トマト品種の作出および騙し討ち農薬製造
農業
採択年度 2022年度 フェーズ1
所 属
メール kenji55@u-shizuoka-ken.ac.jp
URL https://sweb.u-shizuoka-ken.ac.jp/~kenji55-lab/
メンバー
渡辺 賢二
静岡県立大学教授概要
メタノール資化性細菌を活用した新規バイオスティミュラント資材の開発
農業
採択年度 2022年度 フェーズ1
所 属
メール https://agri-smile.com/contact/
メンバー
林 大祐
株式会社AGRI SMILEマネージャー概要 増大する環境ストレスの影響を軽減し、食糧の安定供給に寄与する資材としてバイオスティミュラント資材(以下、BS)が期待されています。本研究では、BS としての機能をもつことが近年明らかにされた植物葉面に棲息するメタノール資化性細菌について、BS としての活用可能性を広げ、資材化に向けた研究開発を行います。
ロボット漁船の自動係船手法の確立と、養殖場の自動給餌機への餌補給手法の確立
漁業
採択年度 2022年度 フェーズ2
所 属
メール nihei@omu.ac.jp
メンバー
二瓶 泰範
大阪公立大学准教授概要 養殖場では自動給餌機の導入が進んでいまますが、給餌機への餌補給は漁業者が行い、大変な重労働です。自動給餌機への自動餌補給のためにロボット漁船を実現します。 生け簀へのロボット漁船の自動係船手法とともに、自動給餌機への餌補給手法を確立し、養殖業における給餌を完全自動化することを目指します。
未利用サメ資源と陸上飼育技術に支えられた次世代抗 体開発プラットフォームの事業化
漁業バイオ
採択年度 2022年度 フェーズ2
所 属
メール takeda.hiroyuki.mk@ehime-u.ac.jp
URL https://www.pros.ehime-u.ac.jp/proteodrugdiscovery/data/Members.html
メンバー
竹田 浩之
愛媛大学准教授概要 食用魚の陸上養殖は固定費が高く採算性に課題があります。我々は非食用でほとんど利用されていないサメを陸上養殖し、高付加価値な特殊抗体を開発する技術の社会実装を目指して技術開発を進めています。本取組により、未利用水産資源の有効活用と、陸上養殖の新たなビジネスモデルの構築を目指します。
産業廃棄物を原料とする海洋微生物ラビリンチュラの魚粉/魚油代替水産飼料素材への事業化検証
漁業
採択年度 2022年度 過去採択
所 属
メール hayash-m@cc.miyazaki-u.ac.jp
URL https://www.miyazaki-u.ac.jp/fishery/staff/#a03
メンバー
林 雅弘
宮崎大学 教授概要 水産養殖業に用いられる養魚飼料は主原料が魚粉、魚油であり、「大量の安価な魚を消費して少量の高級魚を生産する」というジレンマがあります。そのため脱魚粉/魚油飼料を実現することを目的に、海洋微生物であるラビリンチュラをタンパク源、かつ必須脂肪酸源として飼料原料に活用し持続生産可能な魚粉代替飼料を実用化します。
AI駆動による発現量を精密にコントロールするゲノム編集技術の開発
農業
採択年度 2022年度 フェーズ3
所 属
メンバー
丹羽 優喜
グランドグリーン株式会社代表取締役概要 深層学習モデルで遺伝子のコアプロモーターによる遺伝子発現強度の予測モデルを構築し、in silicoでゲノム編集を行い、期待する遺伝子発現強度変化をもたらすゲノム編集を予測します。予測モデルの正しさについて実験的に実証し、ゲノム編集個体の作出に着手します。
除草剤抵抗性雑草に効果のある分子標的除草剤の創出
農業
採択年度 2022年度 フェーズ3
所 属
メール info@agro.design
URL https://www.agrodesign.co.jp/
メンバー
西ヶ谷 有輝
株式会社アグロデザイン・スタジオ代表取締役社長
佐藤匡史
株式会社アグロデザイン・スタジオ 研究担当者概要 近年、長年に渡る除草剤の使用により生じた抵抗性雑草の問題が深刻化しているため、抵抗性雑草に効果のある新規農薬の開発を行います。新薬はアミノ酸生合成に関わる代謝酵素を標的とする分子標的農薬とし、タンパク質立体構造に基づいた構造ベース創農薬法により見出した新規化合物の開発を実施します。
アミノ基検出技術を基盤にした効率的ペプチド製造法
食品
採択年度 2021 フェーズ0
所 属
URL http://bioorg.yz.yamagata-u.ac.jp/
メンバー
今野 博行
山形大学大学院理工学研究科 教授概要 アミノ酸の集合体であるペプチドは医農薬品、食品添加物、機能性材料など様々な用途があるにも関わらず製造コストが高いため積極的に使われてきませんでした。そこで代表者が開発したアミノ基検出技術に基づいた安価なペプチド製造法を開発し、様々な分野に安価なペプチドを供給します。一方で新規性の高いペプチドの開発にも取り組みます。
農林業活性化のための未利用系バイオマス資源からのテレフタル酸ならびにポリエステル製造技術の事業化
バイオ
採択年度 2021 フェーズ0
所 属
メール nakagame@bio.kanagawa-it.ac.jp
URL https://www.kait.jp/ug_gr/undergrad/bio/bioscience/academic/nakagame.html
メンバー
仲亀 誠司
神奈川工科大学 准教授概要 化石資源を原料として化学的プロセスにより生産されており、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の原料として利用されているテレフタル酸を、農村地域で発生している未利用系バイオマス資源から、生物学的プロセスによる生産することを目指します。本技術の社会実装により、バイオマス資源の有効活用による農村地域の活性化や、地球温暖化の原因となる二酸化炭素排出量の削減が期待できます。
合成生物学による植物由来希少成分の微生物発酵生産
バイオ
採択年度 2021 フェーズ0
所 属
メンバー
石川県立大学 准教授概要 植物の産生する二次代謝産物は多様な生理活性を有しているが、植物体での含有量は少なく、多くのものが製品化されていません。これらの植物由来希少成分を微生物発酵法により、効率的に生産するプラットフォームを構築します。微生物による安価な生産により、それらを利用した医薬、化粧品、機能性製品等の市場規模の拡大が期待できます。さらに、非可食バイオマスからの石油・石炭に依存しない高付加価値の化合物生産が可能となります。
ゼニゴケによる機能性物質生産プラットフォームの開発
食品
採択年度 2021 フェーズ0
所 属
メール kajikawa@waka.kindai.ac.jp
URL https://www.kindai.ac.jp/bost/research-and-education/teachers/introduce/kajikawa-masataka-21a.html
メンバー
概要 わたしたちは食品・飼料の栄養強化剤となるLCPUFAと動物医薬品原料となるエイコサノイドを、国産植物であるゼニゴケを用いて生産し市場供給を目指します。この事業によりSDGsに適合した良質で安全な食品、家畜、養殖魚介類の提供に貢献し、国民の健康・幸福に貢献します。また現状の輸入原料に依存したサプライチェーンを国内生産に転換します。
AIプロテオミクスによる次世代食品産業
食品
採択年度 2021 フェーズ0
所 属
URL http://www.myr.bio.titech.ac.jp/
メンバー
林 宣宏
東京工業大学 生命理工学院 教授
馬渕 浩幸
aiwell株式会社 代表取締役概要 生体のすべての状態は、生体を管理・運用しているタンパク質が決めています。従って、タンパク質の状態を網羅的に観ると、生体の状態を本質的、かつ、 俯瞰的に把握することが出来ます。この理論は、既に早期診断・治療、創薬研究や高度医療に適用されていますが、その適用範囲が限られていました。東工大林研究室で発明された、プロテオミクスを広く社会で実用化するための技術AIプロテオミクスをもとに、aiwellではタンパク質解析を身近に利用できる“ai-PoPサービス”を通じて、AIプロテオミクスの食品産業への応用、取り組みを目指します。
植物病院®の事業化に向けた病害虫雑草診断技術の開発
農業
採択年度 2021 フェーズ0
所 属
URL https://www.naro.go.jp/laboratory/nipp/index.html
メンバー
中島 隆
農研機構 理事概要 世界の食料総生産の42%が病害虫・雑草により損失しています。さらに、近年の地球温暖化、グローバル化の進展などにより、越境性の作物病害虫の発生と被害拡大が懸念されています。このため、植物病をAIやICTなども利用して正しく診断し、適切な対策を提示できるスタートアップ「農研機構 植物病院®」を事業化します。
ホルムアルデヒドに依存しない木質ボード製造技術の確立
林業
採択年度 2021 フェーズ0
所 属
URL https://ikii80.wixsite.com/drugtarget
メンバー
喜井 勲
信州大学農学部 教授概要 廃材や間伐材を繊維化・小片化し、接着剤を用いて成型された木質ボードは、住宅建築や家具など様々な場面で用いられています。この接着剤には揮発性のホルムアルデヒドが使われ、シックハウス症候群の原因物質の1つとして建築基準法の規制下にあります。研究代表者(喜井)は、トレハロースを酸化して得られるアルデヒドトレハロースを用いて、ホルムアルデヒドと同様な木質ボードを作製する技術を開発しました。アルデヒドトレハロースは水溶性かつ不揮発性であるため放散性がなく、健康被害の発生は極めて低いと期待されています。本研究では、トレハロース木質ボード製造技術を確立し、安全性の高い建材・家具などを提供する持続可能な資源(資材)の開発基盤を構築します。
漁場モニタリングの高度化と適地選定のスマート化による持続可能な沖合養殖業の推進
漁業
採択年度 2021 フェーズ0
所 属
メール fumihiro.takahashi@glinnovation.jp
メンバー
高橋 文宏
株式会社グリーン&ライフ・イノベーション 技術開発部 取締役技術開発部長概要 気候変動の影響で国内天然魚の漁獲が減少し、養殖魚の割合が高まっています。自動給餌・浮沈式生簀・AI管理等の技術が実用化され、北日本や未利用海域での沖合養殖の拡大が期待されています。本研究開発では、海洋空間データを用いて養殖適地選定に係る技術を高度化し、沖合養殖業を推進することで、養殖業成長産業化に貢献します。
微細藻類によるマイクロプラスチック除去技術を利用した高付加価値水質浄化槽の陸上養殖施設への展開
バイオ
採択年度 2021 フェーズ0
所 属
メール aogu@whelix.info
メンバー
小倉 淳
長浜バイオ大学バイオサイエンス学部 教授概要 微細藻類の高速増殖と粘着性物質分泌に着目したマイクロプラスチック除去技術をシーズとし、一般的な水浄化-脱窒・硝化を達成できることが判明しました。そこで、陸上養殖施設における高付加価値な水質浄化槽として開発・実証を行い、当該施設に導入を図る取り組みを行っています。陸上養殖施設においては、MP除去ができることで魚価向上を果たせるため積極的導入を見込んでいます。
作物生産管理を助ける作物診断プラットフォームの構築
農業
採択年度 2021 フェーズ2
所 属
URL http://bbc.agr.nagoya-u.ac.jp/~graft/index.html
メンバー
野田口 理孝
名古屋大学・生物機能利用開発研究センター/生命農学研究科 准教授概要 温暖化による気候変動は農業環境を大きく変え、従来は想定しない状況が増えています。さらに、農薬や肥料等の資源投入の低減ニーズもあいまって、作物生産技術の高度化の要請が高まっています。本事業では、植物の状態を生体分子を指標に正しく短時間で診断することで、様々な作物の生産管理を支援し、生産の安定化を実現します。
ゲノム編集技術を活用した革新的ブタ育種技術の実用化開発
畜産
採択年度 2021 過去採択
所 属
URL https://www.setsurotech.com/
メンバー
上利 尚大
株式会社セツロテック 研究本部 PAGES事業部長概要 養豚業・食品業界が抱える課題を解決するため、ブタの育種を高速化する、独自のゲノム編集因子を用いたゲノム編集技術を活用した新たな育種技術開発に取り組みます。従来よりも高速かつ柔軟にブタを改良するオーダーメイド型のブタ育種サービス提供を目指し、生産性・品質向上、動物タンパク質の安定的な供給といった養豚業とそれを取り巻く環境が抱える課題解決の貢献します。
エピジェネティクス制御による異常気象対抗型・減肥料栽培法の開発
農業
採択年度 2021 フェーズ2
所 属
メンバー
金 鍾明
アクプランタ株式会社 代表取締役概要 本課題では、気候変動によって深刻化する熱波や旱魃に対抗し、作物の生産性を維持・向上させるための技術開発に取り組みます。弊社の独自技術であるエピジェネティック制御技術に基づき、高温環境下で低肥料かつ節水しながら、環境にも人にも安全に生産性を担保する栽培法を提案します。
魚類の機能性腸内細菌群を利用した革新的養殖技術の開発
漁業
採択年度 2021 フェーズ2
所 属
メール umeda@sbchem.kyoto-u.ac.jp
メンバー
梅田眞郷
ホロバイオ株式会社 代表取締役概要 養殖漁業は、高効率で飼料をタンパク質に変換し、環境への負荷を低減できることから、人類のタンパク質確保の有用な手段として注目されています。本事業では、養殖魚の腸内細菌叢を改善する「新規生物育種技術」を開発。養殖魚の成長促進、感染症の予防、植物性飼料への転換を可能にし、環境負荷の少ない新しい養殖技術の確立を目指します。
IoT/コグニティブ技術を活用した豚の繁殖パフォーマンス最適化サービスの事業化
畜産
採択年度 2021 過去採択
所 属
メンバー
荒深 慎介
株式会社Eco-Pork 共同創業者兼取締役新事業創発責任者
鈴木 健人
株式会社Eco-Pork 取締役管理戦略統括責任者概要 国内養豚業は高齢化・担い手不足等の事由から直近2年で養豚農家の10%が廃業し、TPP11、日欧EPA等の貿易協定締結に伴い豚肉の国際価格競争力が強く求められています。本事業では自社開発のコグニティブカメラ(AIoTカメラ)による母豚の生体情報を取得し、出産に適した体調・体型・時期を定量化することで、国内養豚のボトルネックとなる母豚の繁殖成績の向上及び作業省力化を実現し、豚肉の安定供給が可能な体制<持続可能な養豚経営モデル>の構築を目指します。
複雑な機械装置を前提としない食用コオロギ大規模飼育システムの実用化と100%食品ロス由来の食用コオロギ飼料の実用化
食品
採択年度 2021 過去採択
所 属
メンバー
渡邉 崇人
代表取締役CEO概要 持続可能なタンパク源として注目を集めている食用コオロギを低コストで大量生産することができ、かつ、導入に多額の費用や複雑なインフラを要さない飼育システムを構築します。併せて、フードロスの削減に貢献するため、100%食品残渣に由来する食用コオロギ専用飼料の開発に取り組みます。
水産物のゲノム編集育種プラットフォームの創出
漁業
採択年度 2021 過去採択
所 属
メンバー
梅川 忠典
リージョナルフィッシュ株式会社 代表取締役社長概要 「いま地球に、いま人類に、必要な魚を。」をビジョンに掲げ、地球環境や人々のニーズに合わせた水産物を迅速に開発・提供できる社会の実現を目指します。ゲノム編集技術を利用した超高速品種改良を主軸として、オープンイノベーションを通じて日本の水産業界にイノベーションを起こすことで、日本の水産業や地域経済の活性化に寄与し、ひいては世界を取り巻くタンパク質不足問題を解決します。