コオロギ原料の高機能化による代替タンパク質創出
昆虫コオロギの原料価値向上のために、コオロギ由来の機能性ペプチドの量産に関して研究します。採取的には、同ペプチド原料により、グローバルで課題とされる糖尿病や肥満などの生活習慣病の解決を目指します。
米糠由来機能性タンパク質合成系の開発
短稈矮性イネを形質転換し、胚芽と糊粉層細胞抽出液を用いたタンパク質合成系を開発すします。更に既存の種子依存プロモーターにより外来遺伝子を種子に発現させます。これらを組み合わせることにより、短稈矮性イネの米糠と胚乳による、 […]
ゲノム情報を駆使したイナゴマメ細胞培養による増粘多糖類生産のモデル化
イナゴマメ胚乳由来の増粘多糖類ガラクトマンナンは、食品の物性改良剤として汎用されますが、その持続的供給は困難です。そこで、ゲノム情報および細胞培養技術を用いて、ゲノム編集や遺伝子組換えによりガラクトマンナン高生産細胞株を […]
植物への国産ゲノム編集ツールのタンパク直接導入
植物へゲノム編集ツールを導入する場合はアグロバクテリア等を介した遺伝子組換え操作が必要で、組換え体を避けるためには戻し交配による外来遺伝子の除去が必要です。本研究では、独自のゲノム編集ツールをタンパク質として導入し、非組 […]
未利用サメ資源と陸上飼育技術に支えられた次世代抗 体開発プラットフォームの事業化
食用魚の陸上養殖は固定費が高く採算性に課題があります。我々は非食用でほとんど利用されていないサメを陸上養殖し、高付加価値な特殊抗体を開発する技術の社会実装を目指して技術開発を進めています。本取組により、未利用水産資源の有 […]
バイオスティミュラント候補化合物等の探索・評価手法に関する研究
植物の農産物としての品質向上やストレス耐性等を増強する活性を有する物質等はバイオスティミュラントと呼ばれ注目されています。本事業では、すでに実績がある発光レポーターを用いた遺伝子発現を指標とした方法を応用し、バイオスティ […]
次世代農業生産技術「Plant Drug Delivery System」の開発
① ナノ粒子剤のデータベース開発:作物種ごと、植物部位ごとに機能する最適なナノ粒子剤を選定、開発します。 ② 上記のデータベースに基づく新しい農業資材(ナノデザイン資材)の開発:ナノ粒子剤の利用により、従来の化学農薬や化 […]
牛ふんメタン発酵バイオ液肥を利用した拡散駆動型微細藻類リアクターの開発
家畜ふん尿の課題解決のため、牛ふんメタン発酵バイオ液肥を利用した微細藻類リアクターを開発します。膜を介した拡散駆動により余剰バイオ液肥中の窒素など栄養塩類を分離利用するため、培養に要するコストやエネルギーを大幅に削減でき […]
微細藻類による水質浄化技術を利用した高付加価値陸上養殖システムの確立
微細藻類の高速増殖と粘着性物質分泌に着目したマイクロプラスチック除去技術をシーズとし、一般的な水浄化-脱窒・硝化を達成できることが判明しました。そこで、陸上養殖施設における高付加価値な水質浄化槽として開発・実証を行い、当 […]
農林業活性化のための未利用系バイオマス資源からのテレフタル酸ならびにポリエステル製造技術の事業化
化石資源を原料として化学的プロセスにより生産されており、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の原料として利用されているテレフタル酸を、農村地域で発生している未利用系バイオマス資源から、生物学的プロセスによる生産すること […]